帝国データバンク/滋賀大学 DEMLセンターは、ウィズコロナの倒産件数予測モデルによる、2023年第4四半期と2024年第1四半期の業種別の倒産件数予測を行いました。 予測結果は2023年第3四半期分のデータまで学習させ構築したモデルを用いています。モデルは、2022年9月に発表を行った業種別倒産件数予測の変数候補に加えて、コロナ禍による特別融資の返済が始まっており倒産件数に影響を与えると考えたため、日本政策金融公庫の貸付残高の件数及び金額を追加し、再度モデルを構築しました。
特徴的な結果として、サービス業において実績倒産件数と2023年第4四半期と2024年第1四半期の予測倒産件数は下記の通りであり、2023年第3四半期では実績倒産件数が増加したこと、また、2023年第4四半期、2024年第1四半期に関しては、倒産件数は増加傾向と予測され、コロナ禍以前の2018年Q3と比較して、やや高水準で推移すると予測されています。 卸売業と小売業に関しても、増加傾向と予測されました。 また、建設業と製造業に関しては、緩やかな減少傾向になると予測されました。
直近実績倒産件数と予測倒産件数
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'22-Q4 実績 |
'23-Q1 実績 |
'23-Q2 実績 |
'23-Q3 実績 |
'23-Q4 予測 |
'24-Q1 予測 |
信頼区間上限 |
― |
― |
― |
― |
610.25 |
619.21 |
実績・予測 |
471 |
483 |
535 |
548 |
496.11 |
513.45 |
信頼区間下限 |
― |
― |
― |
― |
381.98 |
407.68 |
ウィズコロナの倒産件数予測 -2023年Q4・2024年Q1-
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