研究成果

2023年2月18日 橋本樹さんが、株式公開が企業の資金調達に及ぼす影響について考察した結果を日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE)大会にて発表しました。

2023年2月18日(土)、DEMLセンター研究支援者の橋本樹さんが、株式公開が企業の資金調達に及ぼす影響について考察した結果を、第58回(2022年度冬季)ジャフィー大会にて発表しました。 その研究成果の概要を本ページにて紹介します。
詳細については、JAFEE予稿集サイト(会員限定)をご参照ください。

◆研究概要
本研究では、株式市場への上場が企業の資金調達行動に与える影響を「資産の限界生産性逓減」の理論を用いて推定した。
機械、金属、情報サービスの3業種において、上場企業の方が資金を多く調達することができるため、利益率が低くなるという仮説の下で分析を行った。
分析結果より、上場企業は同規模の非上場企業と比較して、円滑な資金調達が行われていることが示唆された。
特に、情報サービス業のような経営期間が短い業種にて、大きな利点があることが明らかになった。

研究概要