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帝国データバンク/滋賀大学Data Engineering and Machine Learningセンターに、セゾンテクノロジーが参画 -データサイエンティスト育成支援を目的として-

帝国データバンク/滋賀大学Data Engineering and Machine Learningセンター(以下、DEMLセンター)は、株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役社長:内田 和弘、以下「セゾンテクノロジー」)がデータサイエンティスト育成支援を目的に、DEMLセンターに参画することを発表しました。

DEMLセンターは、2019年7月に国立大学法人滋賀大学(本社:滋賀県彦根市、学長 位田隆一、以下滋賀大学)と株式会社帝国データバンク(本社:東京都港区、代表取締役社長 後藤信夫、以下TDB)が設立した共同研究センターで、ビッグデータの中で「設定した範囲で適切な値を見つけ出す」ことを目的に、企業活動により近い形でのデータサイエンスの教育・研究・実践の場として活動しています。

セゾンテクノロジーでは、ノンプログラミング開発ツールである「DataSpider」を有し、「DataSpider」シリーズは、国内外導入社数 3,000社以上(2019年8月末現在 累積社数)で、日本、北米、中国、ASEAN、EMEAとグローバル各拠点での展開を進めており、16年連続国内トップシェアのファイル連携ソリューション「HULFT」とのシナジーを生かし、ファイル転送分野からクラウド連携まで包括的にデータ連携のニーズをご支援する安全・安心かつ、柔軟なつなぐ技術を提供しています。

これまでDEMLセンターにおいてデータ分析に利用するデータをクレンジングする際には、RやPython等のプログラミング言語を使用していました。しかし、プログラミング言語の習得には時間がかかり、肝心のデータクレンジングの考え方や理論の学習時間を圧迫していました。また、このようにして開発した処理は属人化しやすく、メンテナンス性や再利用の障害になる懸念がありました。
こうした課題を解決するため、セゾンテクノロジーが実践の場で培ってきたデータクレンジング技術やノウハウを、ノンプログラミング開発ツールであるDataSpider等を通じて、DEMLセンターに参画する研究員・研究支援者が習得していくことを決定しました。
ノンプログラミング開発ツールの活用により、直感的操作やテンプレート化などで開発効率や処理の可読性が向上し、考え方や理論の学習により多くの時間を充てられるようになることが期待できます。

セゾンテクノロジーがデータサイエンティスト育成支援を目的に参画

左)国立大学法人滋賀大学 教授 DEMLセンター長 杉本 知之
中)株式会社セゾンテクノロジー 代表取締役社長 内田 和弘
右)株式会社帝国データバンク 取締役データソリューション企画部部長 DEML副センター長 後藤 健夫

※セゾンテクノロジーは2024年4月にセゾン情報システムズから商号が変わりました
※肩書は締結当時のものです