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松久恵子さんが、東日本大震災前後における経営者特性が企業行動に与える影響を分析した結果を進化経済学会 2023年度福井本大会にて発表しました。

2024年3月16日

2024年3月16日(土)、DEMLセンター研究支援者の松久恵子さんが、東日本大震災前後における経営者特性が企業行動に与える影響を分析した結果を、進化経済学会 2023年度福井本大会にて発表しました。その研究成果の概要を本ページにて紹介します。
詳細については、進化経済学会 予稿集サイト(会員限定)をご参照ください。

【概要】
本研究では、経営上層部理論に基づき、外部経済が変化した際の経営者特性が財務や雇用といった企業行動に与える影響について分析した。外部経済変化時として東日本大震災前後に着目し、経営者特性がより色濃く出ていると考えられる企業を対象にした。また東日本大震災当時、財務面雇用面ともに影響があったことから、フリーキャッシュフローと流動比率、固定比率、また正社員数を目的変数とした重回帰分析を用いて分析した。
分析結果より、東日本大震災前後において、経営者特性がフリーキャッシュフローと固定比率に影響を与えていること、また流動比率と正社員数については影響を与えていないことが明らかになった。