2023年03月23日

本レポートは、全商取引の中心となるような企業の雇用動向の可視化とそれらの企業から波及する経済効果の先回り把握を目的として執筆されたものです。
過去10年間毎年TDBの信用調査が行われた企業を対象に、正社員数と非正規社員数の四半期推移を、日本標準産業分類を再編した13業種に分け可視化しました。
指標には、個社の変動を見るためのものと、産業の変動をみるためのものを作成しました。

結果では、コロナ禍の影響を受けた飲食宿泊業界に回復傾向がみられたことが重要な知見となった一方で、非正規雇用の縮小がみられた産業がありました。他の調査等とも比較して、為替変動によるコスト高騰などが考えられます。
また、公的統計との比較を行い、いくつかの相違点が見られました。企業の動向を追跡するという本レポートの有用性が期待できます。

詳細は下記リンクにあるレポートをご確認ください。
https://www.tdb-di.com/posts/2023/03/e2023032301.php